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17/2/28 音楽ノート|2015年~今年にかけて録音していたオリジナル曲や、20年前、子供の頃に作った曲など……たぶん30曲くらい追加。

2015年9月6日日曜日

『零~濡鴉ノ巫女~』の話をする

発売は2014年。昨年である。
プレゼントに貰ったものだが、少しやってみたところ、結構体力のいるゲームであり、ずいぶんと着手に間を空けてしまった。

「零」シリーズはホラーなアクションアドベンチャーであり、これまでの作品はやったことがない。
単にホラーゲームを好き好んでやらないのであって、今作も貰い物でなければ、プレイする機会は無かったと思う。

ということで、シリーズ過去作品との比較を含まない、純粋に、「ゲーマー程ではないが少々の3Dアクションなら多少やり方を心得ている」状態で臨むと――
以下の感想があぶり出された。

・フィールドが狭く、操作性も良くないため、アクションに理不尽な面が多い。
・自身で操作を行うパートでは全く怖さが無いが、ムービー、カットシーンでは、時折目を逸らしたくなる怖さがある。
・幾つかバグがあり、しかもホラーゲームにおいて興ざめになる類である。
・女の子がやべえくらい可愛い。
・百合感高い。


ここでは一要素ごとに細かく感想を記載することはしないが、まず言いたいことがある。

1.ホラーゲームはびっくりさせる事が多そうで嫌だ。
2.零はホラーゲームである。
3.よって、零はびっくりさせる事が多そうで嫌だ。


という三段論法によってこのゲームを拒絶する場合、それは違うということである。

以前「ゆびきりの家」で書いた通り、私も「びっくりさせるホラー」にあまり良い印象が無いのだが、このゲームにおいてそれはそんなにない。理由は、プレイヤーが悪霊を視認するよりも早く、画面に霊のいる方向を示すエフェクトが表示されるためである。ゲームのUIの方が先に感知してくれるのだ。
なので、他のゲームと同様の「エンカウント」として認識できるし、それでたまたま敵が「霊」だったという話で済む。

しかし、アクションには期待しない方がいい。

まず舞台の殆どは山道か日本家屋かなので、戦うには狭すぎる。そのくせプレイヤーキャラクターはバックステップもサイドステップもできないのだ。
いつでも前進のみであり、つまりは旋回挙動を狭いフィールドで行うので、敵の攻撃範囲に入りやすい。
そしてカメラはご立派なことに、壁抜けしないよう、コリジョンが視覚上のマップに忠実であるため、主人公を見失うことがある。

3Dアクションにおいて「やりたい行動と実施される行動が一致しない」、且つ「PCを見失う」ことは、ユーザーストレスの大きな要因になりうる。

とはいえ、恐らく、それによる理不尽なダメージは織り込み済みであるように思える。
ステージ開始時に、デフォルトで回復アイテムを20個持っていっていいアクションゲームはそうないだろう。道中でも小回復アイテムなら、大抵2個セットずつ手に入る。
それにこのゲームは「バトル中に霊に掴まれ、PCがパニックになりながらも対抗する」シーンも売りだろうと思われるので、なんだかんだ、そういうものなのかもしれない。
なにせ水場を進んだり、霊の攻撃で濡らされることで、女性キャラの服がどんどん透けていくという要素もあるのだ。

というわけで――

……。

一旦ここで溜めるが、
というわけで――女性キャラはエロい。

乳房も目立つし、道中、穴をくぐるシーンでは四つん這いになって尻を向ける。
解りやすい、エロサービスである。
入浴シーンもあれば、霊的な無数の手に拘束されたりもするわけで、もう、仕方なくやっている感じがある。 
それに、シナリオのテーマとして人身御供があり、それと重ねるような構図で女学生の集団入水自殺の描写がある。その儚げさや翳りは、純潔さの意味でも、猟奇趣味的な意味でも魅力がある。

が、やっぱり、無粋ながら、「そんな服装で夜の山に登るんじゃない」という思いは拭えない。

現在全体の半分くらいまで進行しているが、ここまで全部、夜の山ステージって、なんなんだろう。
どうしてこのゲームの登場人物は、雨夜の登山を、短パンだのノースリーブだの普段着で行うのだろう。
一応説明はつく。霊山信仰のある閉鎖的コミュニティの中で、山に魅入られただの、そうして迷い込んだ人を急いで探しに行っただの、ゲームシナリオとしての必然性はある。
ただ、その――ゴム長履くとか、せめて傘持ってくとか――いや、やめておこう。
 
と、ひとまずここまでの雑多な諸々が、現在の感想となるのだが、最後にもう一つ。
このゲーム、心が休まらない。

いや、ホラーゲームに何を言っているのか、なのだが、もうちょっと緩急ないものか。
もう、ゲームが始まったら山。夜。幽霊。幽霊。幽霊。急しかないのだが、そのうえで、1ステージがめっちゃくちゃ長いのだ。1ステージクリアに1時間半かかるのだ。
その1時間半、基本的に緊張状態で進行するのだが、そのくせステージをクリアしても単に次のステージが解放されるため、大変、体力がいるのである。

お遊びとか、おふざけとか、いわゆる日常パートがないため、暗い1時間半を体験した後、もう一度暗い1時間半を体験するためにゲームを進めることになる。
他のゲームならそれを「主人公のカッコよさ」「演出のスタイリッシュさ」「キャラたちのアツい掛け合い」で牽引するのだが、残念ながら本作品の登場人物は、全員ダウナー枠なのだ。
それこそ、両手を広げながらPCに飛びかかってくる霊のほうが、よっぽど陽気であろう。

そう、今度こそ最後のもうひとつ。

「霊」が普通の3Dアクション的なバグを起こすと、大変、対処に困る。

霊なのに、木にぶつかって足踏みを繰り返したり、霊なのに、階段の微妙な高低差の影響で急激な上下運動を始めたり――それは、大変に困る。
バトル中にイベントシーンの自動開始エリアまで行くと、霊は消滅したのにサウンドはバトルのままというのもあった。
霊がコリジョンを感じさせてはマズいだろう。

さて。
このゲームをクリアするのは、ひと踏ん張り――ではなく、もう四踏ん張りくらいだろうか。
クリアしたら、また記事を書きます。
 

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